ハコちゃんのハコ
竹下文子さん文。前田マリさん絵。
竹下文子さんは「ねえだっこして」などたくさんの本をかかれています。
前田マリさんのねこちゃんの絵本では、こどものとも年少版の「とらきちのぼうけん」があります。ねこの表情がかわいいです。
ネコ好きな人なら、笑っちゃうあのしぐさ。ハコちゃんは、ハコに入っちゃうからハコちゃんなのです。ネコって、なぜハコが好きなんでしょうかね?
しかくいハコに入ったハコちゃんが、しかくになっているところに笑いました。前田さんはネコの絵本やネコのイラストを描いていらっしゃる方みたいです。
「ハコちゃん」も「とらきち」も、そこらへんにいた猫、という感じの平凡そうな猫ですが、そこがかえってなんともかわいい。
私の実家には猫がいますが、大福は、なかなか
慣れません。
「おばあちゃんもおじいちゃんも、だーいすきぃ」
というので、
「ミケちゃんは?」ときくと
眉間にしわをよせて
「ふ つ う...」といっていました。
(言葉が完璧でない大福にかわり、母さんが翻訳:
「あんな毛むくじゃら、どこがかわいいんですかね。大福のほうが百倍もかわいいですよ。
しかし、みなさんがかわいがっている動物ですものね。ここで嫌いといったら角がたつでしょう。
ふーつーうーですよ。長いつきあいじゃないですか。察してくださいよ、母さん。」)
ミケが、おばあちゃんに向かってにゃーにゃ言うと
大福は、おばあちゃんに、かわいらしい笑顔で言います。
「おばあちゃん、ミケちゃんのこと、抱っこしてあげたらいいんじゃないかしら?」
(大福母さんによる翻訳
「こら、ばばあ、その毛むくじゃらのは、お前の猫だろ!しっかりおさえとけよ!!こら!」)
というわけで、仲良くなるのには時間がかかりそうです。

